ウォークインクローゼットのカビ対策についてご紹介!

「なぜウォークインクローセットには湿気がたまりやすいのだろう。」
「カビ対策の方法を教えてほしい。」
ウォークインクローゼットは湿気がたまりやすいため、カビが発生しやすい空間です。
この記事ではウォークインクローゼットに湿気がたまりやすい理由とカビ対策の方法について詳しく解説します。
ぜひお役立てください。

□ウォークインクローゼットに湿気がたまりやすい理由とは

1つ目の理由は、衣類の繊維には湿気を吸い込む性質があるからです。
基本的に、衣類の繊維は水分や湿気を吸い込みやすいです。
私たちが汗をかいたときや飲みものを服こぼしたとき、服は汗や飲みものを吸い取ってくれますよね。
クローゼットには大量の服が入っているため、その分水分をより吸収しやすい傾向にあります。

また、洗濯をしてしっかりと乾かしても、衣類に水分が残っている場合もあります。

2つ目の理由は、空気の出入りが少ないからです。
ウォークインクローゼットはリビングや寝室と比べると狭い空間です。
さらには、扉が閉まっていることが多いため、空気の出入りが少なく、換気をすることがあまりありません。
先ほど説明したように、衣類は水分を吸収しやすいことを考えると、ウォークインクローゼットは湿気がたまりやすく逃げにくい空間なのです。

3つ目の理由は、建物の北側に設置されやすいからです。
間取りを決めるときには、家族が生活するリビングを日当たりが良い南側にすることが多いです。
ウォークインクローゼットの目的は、衣類を収納することです。

そのため、南側にある必要が無いため、北側に配置されることが多いのです。
北側では日当たりが悪くて比較的冷えやすいため、カビの原因となる結露が発生しやすくなります。

□ウォークインクローゼットのカビ対策とは

湿気とホコリに気をつけることです。
カビが発生する原因は、湿気やホコリです。
そのため、上着は一晩乾かして湿気を取り除き、帰宅時にはブラシなどでホコリを落としましょう。

また、クリーニング後にかえってきた衣類にかかっているビニール袋は取り除きましょう。
ビニール袋は湿気をこもらせてしまう原因となる恐れがあります。

□まとめ

今回はウォークインクローゼットに湿気がたまりやすい理由とカビ対策の方法について詳しく解説しました。
衣類には水分を吸収しやすい性質があり、ウォークインクローゼット自体も湿気がこもりやすい空間のため、カビが発生しやすくなります。
湿気とホコリに気をつけてカビ対策を行いましょう。