新しく家を建てたり、リノベーションしたりする際にトイレの大きさをどうするか迷いますよね。
トイレが狭いとトイレに行くたびにストレスを感じてしまいますし、トイレが広いと他のスペースが狭くなってしまいます。
そこで今回は、トイレの大きさと選び方のポイントについてご紹介します。
□一般的なトイレの大きさは?
トイレの大きさには0.75~1畳スペース、1.5畳スペース、2畳スペースの3つの種類があります。
それぞれについて説明します。
*0.75~1畳スペース
この広さはやや狭いため、手洗い器が付いた便器を設置することをおすすめします。
空間をなるべく広くするように設計されることが一般的ですが、小さい手洗い器であれば別に設置できるでしょう。
*1.5畳スペース
0.75~1畳スペースのものよりも空間を広く使えるので、手洗い器や収納棚を設置できます。
老後もトイレがしやすくなるように手すりを設置したり、介護しやすくしたりもできます。
*2畳スペース
2畳スペースは普通のトイレよりもかなり大きめです。
入りくんだ狭いスペースが少ないため掃除がしやすいです。
そのため、来客が多い方には2畳スペースがおすすめです。
また、男性用の小便器を設置できます。
男性用の小便器は掃除が簡単で水の消費量も少ないためエコです。
□トイレの広さを決めるポイントは?
トイレの広さを決めるときのポイントについて説明します。
1つ目は、トイレに必要なスペースを測ることです。
必要なスペースは設置したい便器によって変わるので、まずは便器の大きさを測定します。
必要なスペースの目安としては、便器の幅より30センチメートル、奥行きも便器より40センチメートル広くスペースを確保しましょう。
もしこの目安のスペースを確保できない場合は、トイレが使いづらいものになってしまうので便器を別のものにするなどの変更が必要です。
2つ目は、必要最低限のスペースより広めにすることです。
分譲マンションの場合、戸建てよりもトイレの奥行きが狭くなる傾向にあります。
そのため、便器もタンクレスの便器を選べばコンパクトになり、すっきりしたトイレに仕上がります。
戸建ての場合、分譲マンションよりも奥行きに余裕があります。
そのため、手洗い器や収納棚を設置できます。
トイレットペーパーや掃除用具を入れておくとすっきりした空間に仕上げられます。
□まとめ
トイレは1日に何度も使用するため、使いやすく気分がいい空間にしておくことが大切です。
そのためには、必要なスペースを考え、将来的な要素も視野に入れたうえでトイレを設計することをおすすめします。
今回の記事を参考にぜひトイレの大きさと間取りをご検討ください。