一度は憧れる薪ストーブのある家の魅力と懸念点をご紹介!

薪ストーブはヨーロッパの住宅でよく見られます。
2010年代後半には、第二次キャンプブームによってアウトドアのアクティビティが注目されたことにより、日本の住宅でも薪ストーブを導入される方も増加しました。
コロナ禍によって住宅の中で安らぎを求める方に、薪ストーブはとてもおすすめです。
今回は、薪ストーブについて二つのトピックで解説します。

□薪ストーブのある家の魅力

1つ目は、リラックス効果があることです。
薪ストーブは、一般的に薪がぱちぱちと燃えている様子を眺めることができ、自然の象徴ともいえる火を室内で感じられることで、リラックスできる効果が期待できます。
薪が燃えている姿をただ眺めているだけで、気分が楽になってリラックスできますよ。

2つ目は、輻射熱で温まることです。
ストーブ自体の温度が上がることで、その周辺の空気やものが温まる輻射熱が発せられます。
輻射熱はじんわりと暖かく、体の芯から温まっていきます。
ストーブの上が高温になるので、天板部分で料理や湯沸かしができるストーブもあります。

3つ目は、高温の料理ができることです。
先ほども解説した通り、天板ではシチューやスープなどを作ることが可能です。
部屋の暖房効果と料理を兼ね備えたストーブが大活躍しますね。

また、ストーブの中では、ピザやグラタンなどの高温が必要となる料理もできます。
専門店のような高温調理ができることは、ストーブの魅力といえます。

4つ目は、電力を必要としないことです。
災害時やトラブル時で停電が起きた場合、IHのコンロを使用している住宅では、照明がつかず、料理もできなくなります。
ストーブは火をつけることで、料理や暖房、照明の機能があります。

□薪ストーブのある家の懸念点

*暖まりにくいケースもある

着火から部屋全体が暖まるまでに約1時間かかります。
広い部屋を早く暖めたい場合には、あまり向いていません。

*薪集めと薪割りが大変

ストーブは薪を使うことが一般的ですが、薪集めや薪割りはとても大変です。
ホームセンターなどで購入する際にも、持ち運びがとても大変なので注意しましょう。

*メンテナンスやお金が必要

ストーブの中の掃除は、薪や煤(すす)、灰を取り除いて行う必要があり、メンテナンスがとても大変です。
また、設置費用が高く、70万円以上かかることが一般的です。

□まとめ

薪ストーブは冬の代名詞ともいえるロマンの象徴です。
薪ストーブによる炎の暖かさは、エアコンやヒーターでは出せないものがあります。
今では、薪ストーブの形状や大きさも様々なので、今回の2つのトピックを参考に薪ストーブの導入をぜひご検討ください。