最近では、エネルギー問題への関心が社会的に強く、自家発電設備を設けている住宅も増えてきました。
自家発電の中でも、最も主流になっているのが太陽光発電です。
太陽光パネルを屋根に設置した住宅をよく見ますよね。
今回は、新築で太陽光発電をつけるメリットとデメリットをご紹介します。
□太陽光発電のメリットとは
自家発電で太陽光発電を選ぶメリットは、たくさんあります。
ここでは、6つのメリットをご紹介します。
1つ目は、電気代の節約です。
なんといっても、これが一番大きなメリットですね。
電気会社から購入する電気の量を減らせるので、電気代の節約になります。
2つ目は、電気代の影響を受けないことです。
電気代は、年々上昇傾向にあり、これからも高騰すると見込まれています。
太陽光発電なら、発電した電気を使えるので、影響を受けません。
3つ目は、売電収入を得られることです。
発電し、余った分は電力会社に売ることで収入にできるのです。
再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づいて、国が定めた単価で10年間の買い取りが約束されているので安心です。
4つ目は、停電しても電気が使えることです。
地震大国である日本では、地震に伴って停電する機会も少なくありません。
昨今では、台風などの自然災害も年々深刻になっています。
そんな時でも、太陽電池モジュール、周辺機器、分電盤に破損がなければ、発電は可能なのです。
5つ目は、環境に優しいことです。
太陽光発電といえば、二酸化炭素を排出しない、クリーンな発電方法として有名ですよね。
個々人の取り組みが、環境問題の解決には欠かせません。
太陽光発電を取り入れれば、社会貢献も果たせますね。
6つ目は、遮熱性能です。
これはあまり知られていませんが、太陽光パネルを設置すると、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。
夏は屋根からの熱をシャットアウトし、冬場は、室内からの熱の放出を防いでくれるのです。
□太陽光発電のデメリットとは
太陽光発電のデメリットは、主に2つです。
1つ目は、発電量が安定しないことです。
太陽光発電は、日射量や天候に大きく左右されます。
晴天日が少ない地域や、周りに高いビルなどがあり、日当たりの悪い場所では、安定した発電が難しいでしょう。
2つ目は、初期費用とメンテナンス代がかかることです。
太陽光発電の設置費用は、およそ100〜200万円と、決して安い買い物ではありません。
また、保証期間を過ぎるとメンテナンス代もかかります。
□まとめ
初期費用がかかるというデメリットはありますが、得られるメリットが多いことも確かです。
金銭的なメリットももちろんですが、環境問題を考えた持続可能なエネルギー開発に貢献できることも大きなメリットです。
新築をお考えの方は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。