窓は、光を取り入れる機能面だけでなく、インテリアの一部としてもこだわりたい部分ですよね。
しかし、それらに気を取られすぎてしまい、機能を十分に発揮できていない窓になることも少なくありません。
そこで今回は、注文住宅の窓で後悔しがちなことと後悔しないために心がけることについてご紹介します。
□注文住宅の窓で後悔しやすいこととは?
1つ目は、ウォークインクローゼット内の窓です。
ウォークインクローゼットを設置したいという方も多いですが、その際は窓に注意する必要があります。
例えば、開閉できないタイプの窓を取り入れると、風通しが悪くなるので、ほこりっぽくなる可能性があります。
特に洋服が多い場所は、ほこりが溜まりやすいので、換気は必須と言えるでしょう。
また、窓の位置によっては、鏡など別のものが置けない可能性もあるので、どこに何を設置するのかシミュレーションしておくことも大切です。
2つ目は、リビングの窓についてです。
リビングの窓なら、サイズの大きな窓を選択して、日光が入りやすい方が良いのではとお考えの方が多いですよね。
しかし、日光が入り過ぎるのも、あまり良くありません。
特に窓の正面にテレビがあると、昼間にテレビがとても見にくくなる可能性があります。
そのため、間取りを決める際には、日光の入り具合も考慮するようにしましょう。
□注文住宅の窓で後悔しないためのポイントについて解説します!
まず、目的を明確にしましょう。
注文住宅の窓を決める際は、何のために設置するのかという目的をはっきりさせておくことが大切です。
そうでなければ、窓としての機能を十分に発揮できないですよね。
窓の目的としては、採光や断熱、気密性、デザイン、防犯の5つが挙げられます。
これらの点を意識して窓の形や性能を決めることで、窓での失敗する確率を減らせるでしょう。
また、開閉を行うときのイメージします。
設置する窓の目的が明確になれば、次は具体的に窓を開閉するときの様子を思い浮かべてみましょう。
そうすることで、家具などが邪魔して窓の開閉ができないことや、子供が落ちる危険がある、もともと開閉式ではなかったなど、後悔する前に失敗に気付けます。
いつ誰が何の目的で、開閉する機会があるのか、具体的に生活の様子をイメージすることで、窓選びで後悔しにくくなるでしょう。
□まとめ
今回は、注文住宅の窓で後悔しがちなことと後悔しないために心がけることについてご紹介しました。
窓の配置を決めるときには、目的を明確にしたり、使用時の様子をイメージしたりすることが大切です。
ぜひこれらの情報を参考に、注文住宅の窓を決める際にお役立ていただけますと幸いです。