住宅ローンの控除はいくらお得になるの?ご紹介します!

マイホームは憧れるが、住宅ローンの返済が心配だという方は多いでしょう。
住宅ローン返済の負担が少しでも減ると、家計が非常に楽になりますよね。
そこで今回は、住宅ローンの控除はいくらお得になるのかご紹介します。
また、住宅ローン控除が受けられるローンの条件についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

□2022年住宅ローン控除改正後の控除は具体的にいくらお得?

住宅ローンの控除は、家のタイプによって変わってきます。
2022年の改正では、新築住宅のなかにZEHと省エネ基準が追加され、環境性能に応じて優遇が手厚くなりました。
逆に、いわゆる一般の住宅に関しては、借入限度額が4000万円から3000万円に引き下げられ、2024年以降の入居では0円、控除期間が10年になっています。
住宅の控除を受けるには、環境に配慮した住宅を目指す必要性が強まったと言えるでしょう。

□住宅ローン控除が受けられるローンの条件は?

ここまでは、2022年の住宅ローン控除改正で、控除額がどのように変わったのかご紹介しました。
ここからは、住宅ローンの控除が受けられる条件を3つご紹介します。

1つ目はまず大前提として、住宅ローンを借りて家を買った人です。
家は自宅のことであり、別荘や投資用の住宅は対象になりません。
控除を受けられる期間は、入居した年から10年間で、その間の年末まで住んでいることが条件となります。

2つ目は、入居は住宅の取得後6カ月以内であることです。
ここの「取得」というのは、新築住宅の引き渡しを受けた日になります。

3つ目は、その年の合計所得金額が3000万円以下であることです。
合計所得金額とは、収入から必要経費などを差し引いた所得の合計額を言います。
収入が給与だけの場合は、年収3220万円以下(2019年分まで)であれば控除の対象内です。

また、住宅ローン控除を受けていた人が転勤でその家に住まなくなった場合でも、単身赴任で家族が住み続ける場合は引き続き控除の対象内となります。
家族も一緒に転居した場合は、その家に住んでいない間は控除の対象外ですが、10年間の控除期間中に再び住んだ場合は再び控除を受けられます。

□まとめ

今回は、住宅ローンの負担を少しでも減らしたいという方に向けて、2022年住宅ローン控除改正後の控除はどのくらいお得になるのかご紹介しました。
また、住宅ローン控除が受けられるローンの条件についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。