安心して過ごせる家をつくりたい方へ!災害に強い家づくりをするポイントを紹介します!

家づくりを考える際、「安心して快適に暮らせる家にしたい」と誰もが思うでしょう。
この記事では、災害に強い家にするポイントを紹介します。
家づくりを検討中の方はぜひ参考にしてください。

□災害に強い家をつくるためにまずやるべきこととは

災害に強い家をつくるには、まず情報収集から始めましょう。
日常生活において欠かせないインターネットを家づくりの際の情報収集でも用います。

日本では様々な災害が発生します。
そのため、災害が発生しやすい地域かどうかを知っておくことは非常に重要です。
地盤の強さや自然災害による被害が出やすい地域などはインターネットで簡単に調べられます。
正確な情報を知るには、現地調査で確かめるのが1番ですが、大体の目安にできます。

近年、多く発生するゲリラ豪雨のような大雨で洪水が起きる可能性や、浸水する可能性はハザードマップで確認できます。
また、地盤の強さは国土交通省の地盤検索サイトで確認すると良いでしょう。
地盤の強さにより、建物の基礎が変わるため、事前に調べておくことをおすすめします。

□各災害に強い家にするための方法とは

ここでは、地震と台風に強い家の条件を紹介します。

地震に強い家にするには、上下階が正方形の間取りを持つことが理想的です。
凹凸のある間取りでは、力の偏りが起きるため避けるようにしましょう。
また、下階より上階が出ている間取りも、地震に弱い建物となるため注意が必要です。

耐震性の高い家にするには、耐震等級を考えることも重要です。
耐震等級とは、住宅性能評価制度に基づいて、地震への強さを示したものです。
建築基準法最低レベルの1から、最も地震に強い3までの段階があります。
耐震等級3を満たす家では、より安全に暮らせるでしょう。

台風に強い家も、地震に強い家のつくり方とほとんど同じで、正方形の間取りを持ち、高い耐震等級であれば安心です。
しかし、これらに加え、屋根を考える必要があります。

一般的に用いられる屋根は、寄棟、切妻屋根、片流れとなっています。
この中で寄棟が最も台風に強い屋根と言われています。
それは、この屋根が天井部から4方向に風圧が分散する設計となっているからです。
そのため、台風に強い家にするには、寄棟を使用するようにしましょう。

□まとめ

今回は災害に強い家について詳しく解説しました。
このような家をつくる際はまず、情報収集をすることが大切です。
そして、家をつくる際は間取りや耐震等級、屋根をよく考える必要があります。
家づくりの際はぜひこの記事を参考にしてください。