床暖房は住宅に必要?メリットとデメリットをご紹介します!

これまでエアコンやヒーターで暖を取ることが一般的でしたが、近年では床暖房も一般的になってきました。
住宅購入の際に、床暖房を設置しようかお悩みの方もいらっしゃると思います。
今回は、床暖房の種類、床暖房のメリットとデメリットについてご紹介します。
床暖房について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

□床暖房の種類をご紹介します!

まず初めに床暖房とは、住宅の床下に設置された熱源機を活用して、部屋で暖を取る暖房器具のことです。
床下から温められていき、天井や壁で住宅が覆われているので、熱が反射されて効率よく部屋を暖かくできます。
床暖房は2種類に分けられます。

一つ目は、電気ヒーター式です。
床下に、電熱線で温めるヒーターが内蔵されているパネルを設置するタイプが電気ヒーター式です。
電気の力を用いるので比較的早く暖められます。

二つ目は、温水循環式です。
床下に排水管を設置し、排水管の中をボイラーで温めたお湯を循環させることで熱気を出します。
初期費用は高くなりますが、一回の使用量を比べると電気ヒーターよりも安くなります。

□床暖房のメリットとデメリットをご紹介します!

ここでは床暖房のデメリットとメリットをご紹介します。

一つ目のデメリットは、設置費用が高いことです。
床暖房の費用は一帖当たり5万円から10万円かかり、それに他の設備代がかかります。
注文住宅の購入で初期費用を大きくしたくない方には、あまりおすすめできません。

二つ目のデメリットは、電気代がかかることです。
エアコンと比較すると毎月の光熱費が高くなる傾向にあります。

三つ目のデメリットは、定期的にメンテナンスを行わなければならないことです。
床暖房のメンテナンスは10年間に1度が目安とされており、メンテナンス費用もかかります。

次にメリットをご紹介します。

*足元を温められる

床から温められる床暖房の一番のメリットは、床に面している足元が温まることです。
空気の性質上、温かい空気は上部に、冷たい空気は下部に溜まります。

エアコンで温めた空気はうまく循環しなければ上に溜まってしまい、足元まで暖かさが届きづらいです。
床暖房は足元から温められるので、妊婦さんや寒がりの方、冷え性の方におすすめです。

*部屋の掃除が簡単にできる

暖房器具やエアコンは汚れやすいため早いスパンでメンテナンスや掃除をする必要があります。
一方で、床暖房の場合は、デメリットでもご紹介した通り、数年に1度のメンテナンスはありますが、毎日の掃除は行う必要がありません。
また、暖房器具を置くことがないので、部屋をスタイリッシュにできます。

□まとめ

今回は、床暖房の種類、床暖房のメリットとデメリットという二つのトピックをご紹介しました。
床暖房を検討する際の、参考にしていただけると幸いです。
当社は、お客様の満足できる家づくりのお手伝いをさせていただいています。
住宅づくりをお考えの方や床暖房でお悩みの方は、当社までお気軽にご相談ください。