家づくりを検討中の方で、家の広さをどれくらいにすれば良いかお困りの方は多いでしょう。
家をつくる際には、平均的な広さがどれくらいかを知っておきたいですよね。
この記事では、一般的な住宅の坪数と家の広さを考えるポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□一般的な坪数とは
坪数は住宅の広さを表し、一般的な住宅の坪数は35から40坪とされています。
しかし、住宅の広さは世帯人数を考慮することが大切です。
国土交通省から、世帯人数ごとに適した面積が発表されており、3人家族では約30坪、4人家族で約38坪が適した広さとされています。
ただ、坪数は延べ床面積と敷地面積のどちらで考えるかにより、意味が変わります。
延べ床面積は、室内の床面積の合計を示し、階数ごとの面積をすべて合算します。
一方、敷地面積は住宅を建てる土地そのものの大きさのことです。
一見、これらは全く異なるもののように思えますが、40坪程度までであればこの考え方で家の大きさに大きく影響を与えることはありません。
しかし、40坪以上になると、土地の広さや階数により、面積に違いが生じる場合があるため、念のためしっかりと把握しておきましょう。
□家の広さを考える際の注意点とは
上記で一般的な坪数を紹介しましたが、坪数のみを考慮して家づくりをするのは危険です。
それは、坪数は単に広さの目安となるだけだからです。
家づくりでは、広さを考えるだけでなく、必要となるお金についても検討することが大事です。
住宅を建てるには予算を決める必要がありますよね。
そこで、家の広さという条件を優先して予算を割り振るのであれば、坪数が分かりやすい指標となります。
また、それほど広さを重視していない場合でも、「家の広さは30坪以下にし、インテリアにこだわる」のように坪数を利用できます。
このように、坪数を良い家を建てるための道具として使うようにしましょう。
また、家は大きいが廊下や通路が多く、生活で使える場所が少ないということも坪数から判断できます。
以上のように、良い家をつくるために坪数を上手く利用するということを忘れないでおきましょう。
□まとめ
今回は家の広さについて詳しく解説しました。
家の広さを考える際は坪数がとても役に立ちます。
しかし、家づくりでは坪数による広さを考えるだけでなく、必要となるお金や快適性を考慮することも大事です。
それらを考える際にも坪数を用いて良い家づくりをしましょう。