スキップフロアとは?メリット・デメリットをご紹介します!

「スキップフロアを取り入れたい」
「スキップフロアのメリット・ デメリットを知りたい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
今回は、スキップフロアについてご紹介します。
注文住宅をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□スキップフロアをご紹介!

スキップフロアのある家が欲しいとお考えの方は最近多いです。
立体的で個性的なスキップフロアは、自由な設計が可能な注文住宅ならではの間取りです。
そこではじめに、スキップフロアの特徴をご説明します。

スキップフロアとは、1つの階層の中に異なる高さの床を設けた間取りです。
スキップフロアを設けることで、立体的でおしゃれな空間に仕上がります。
特に、建築面積が限られている狭小地には、敷地に対して使える床面積を増やせます。
縦の空間を活かした設計が必要なので、設計士・建築士の腕が問われる間取りとも言われます。

□スキップフロアのメリット・ デメリットをご紹介!

*スキップフロアのメリット

4つご紹介します。

1つ目は、空間を有効活用できる点です。
従来の一階、二階という考え方ではなく、縦に空間が拡大することで、間取りの自由度がより高くなります。
また、スキップフロアは条件を満たせば、容積計算上の延べ床面積に加算されません。
そのため、土地を増やさず床面積を増やせます。

2つ目は、開放的で明るい空間になる点です。
壁でなく段差で仕切ることで、光の通り道を塞がず開放的な空間になります。
スキップフロアは、扉や壁だけでなく、天井による仕切りも減らせます。
吹き抜けと組み合わせることで、さらに明るい家になります。

3つ目は、収納スペースを増やせる点です。
スキップフロアでは段差ができるため、段差を利用して収納スペースを作れます。
収納を増やしたいという場合におすすめです。

4つ目は、傾斜地の土地形状を活かせる点です。
一般的に傾斜地に家を建てる場合、地下や擁壁を作って対処します。
しかし、これらの工事は費用がかかりやすいです。
スキップフロアは、傾斜地に合わせて段差を設けられるので、余分な費用をかけずに家を建てられる可能性があります。

*スキップフロアのデメリット

3つご紹介します。

1つ目は、建築の難易度が高い点です。
高い建築技術が求められるため、対応できる業者が限定されます。

2つ目は、バリアフリーでなくなる点です。
段差ができるため、バリアフリーの住宅とはかけ離れてしまいます。
ご家族に高齢者や足の悪い方がいる場合は、スキップフロアを取り入れても問題がないかよく相談しておきましょう。

3つ目は、冷暖房の効率が低くなる点です。
壁や扉による仕切りがないため、空間が広くなる分、冷暖房が効きにくくなります。

□まとめ

本記事では、スキップフロアについてご紹介しました。
本稿を参考にしていただければ幸いです。
注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。